DSJ Archive
スターラヤ・ルッサ
1)2017年1月1日以降に発表されたドストエフスキー関連のアーカイブ(著作、翻訳、論文、エッセーその他)
2)大学の機関リポジトリを中心に、インターネット上で読むことのできるドストエフスキー関連のアーカイブ
3)DSJメンバーが過去に書いたドストエフスキー、世界の文学・芸術に関する論文・エッセー
4)DSJメンバーが過去に雑誌などで行った主にドストエフスキーを中心とする対談・鼎談・座談会の記録
5)DSJメンバー以外の方の論文・エッセー等でとくに注目に値すると思われるもの
DSJ Leading Members
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Ikuo KAMEYAMA's Archive
・「復活と死の境界にて――ドストエフスキー『白痴』をめぐるメモランダム」、滝澤、柑本編『祈りと再生のコスモロジー 比較基層文化論序説』所収、成文社、399~418頁
・『世界が終わる夢を見る』、名古屋外国語大学出版会、総288頁、2015年
・“Hidden Quotations in The Brothers Karamazov”, ICCEES IX World Congress, 5 August, 2015
・「『カラマーゾフの兄弟』と21世紀現代」『現代と親鸞』第27号, pp.2-27, 2014年
・「ナボコフのドストエフスキー批評は正当か」,The Nabokov Society of Japan “KRUG”7,pp.28-36, 2014年
・『『罪と罰』ドストエフスキー 切り離された者たちへ』,NHK出版,総115 頁, 2013年
・「革命か、マゾヒズムか」(ドストエフスキー『地下室の記録』所収,集英社),pp.234-268,2013年
・「黙過する神 ドストエフスキー『悪霊』の世界」、『現代と親鸞』、26号、pp.66-101、2013
・『謎解き『悪霊』』, 新潮選書,総446頁, 2012年
・『ドストエフスキー「悪霊」の衝撃』,亀山郁夫,L・サラスキナ,光文社新書,総298頁, 2012年
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Tetsuo MOCHIZUKI's Archive
・「古儀式派信徒の肖像:『死の家』の風景から」『ドストエフスキー カラマーゾフの預言』河出書房新社, 2016年1月, pp.157-168.
・「ドストエフスキーと古儀式派:『カラマーゾフの兄弟』の教会裁判論を入り口に」(特別講義、2016年5月13日、東京大学山上会館)
・”Вокруг дискуссии о церковном суде в «Братьях Карамазовых»». XVI Sympoisum of the International Dostoevsky Society, Univ. Of Granada, June 8, 2016
・「第9章 帝国の暴力と身体:トルストイとガンディーのアジア」,望月哲男,『ユーラシア地域大国の文化表象』シリーズ・ユーラシア地域大国論6,ミネルヴァ書房,pp.224-249,査読有,2014年
・“Paradoks ogranicheniia i beckonechnosti: o vremeni Myshkina”
(限定と分割のパラドクス:ムィシキンの時間について),Tetsuo Mochizuki,Dostoevskii i mirovaia kul’tura (ドストエフスキーと世界文学),Ct.Petersbutg,No.29,pp. 67-79,2012年
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Mitsuyoshi NUMANO's Archive
・『ドストエフスキー』(集英社文庫ヘリテージシリーズ)、2016年
・『8歳から80歳までの世界文学入門 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義4』光文社、2016年
・『それでも世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義3』 光文社 2015年
・『やっぱり世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2』光文社、2013年
・『世界文学から世界文学へ:文芸批評の塊1993-2011』,沼野充義,作品社,総522頁,2012年
・『世界は文学でできている』,沼野充義(編) ,光文社,pp.1-374,2012年
・「さまよえる境界、捏造された幻影―中(東)欧文学の<地詩学>を求めて」,沼野充義,『思想』1056号,pp. 292-297, 2012年
・“Murakami Haruki vs. The Brothers Karamazov: The Influence of the Great Russian Writers on Contemporary Japanese Literature” ,Mitsuyoshi Numano,『れにくさ』Vol. 3 ,pp.188-206, 2012年
・「ドストエフスキーの世界性」,沼野充義,亀山郁夫,『現代思想』38(4) ,pp.320-339, 2010年
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Yuichi ISAHAYA's Archive
・ロシア人たちのベルリン―革命と大量亡命の時代―』,諫早勇一,東洋書店,総304頁、2014年
・”Берлин: городской пейзаж с железными дорогами”, 科学研究費補助金研究成果報告書「近代ロシア文学における「移動の詩学」、.
・「異境のモスクワ芸術座―モスクワ芸術座プラハ・グループと女優マリア・ゲルマノワ―」、科学研究費補助金研究成果報告書「辺境と異境―非中心におけるロシア文化の比較研究」第3号、2012年
・「ガリポリ――異境の成立」、科学研究費補助金研究成果報告書「辺境と異境―非中心におけるロシア文化の比較研究」第1号、2010年
・「ゴーゴリの《пошлость》をめぐって――ナボコフの論を手がかりに――」、「言語文化」第14巻第1号、2011年
≪翻訳≫
・D・マルティンセン「恥という遺産」(『現代思想』2010年 vol. 38-4)
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Satoshi BAMBA's Archive
・Satoshi Bamba, Crisis of Seeing in Bakhtin and Dostoevsky, ICCEES IX World Congress, 5 August, 2015
・「顔の装置としての小説の生成」,番場俊,『美学芸術学論集』第10号,神戸大学芸術学研究室,pp.55-60, 014年
・「他者の苦しむ顔を見る:ドストエフスキー、ホルバイン、写真」『感情と表象の生まれるところ』,ナカニシヤ出版,pp.178-193, 2013年
・『ドストエフスキーと小説の問い』,番場俊,水声社,363頁,2012年
・「文学と手紙、感応の遊戯」栗原隆(編),番場俊,『共感と感応――人間学の新たな地平』,東北大学出版会,pp.135-157,2011年
・『罪と罰』の捜査担当官ポルフィーリー・ペトローヴィチ、あるいは文学と法の交錯に関する反人物論的考察」」(『現代思想』2010年 vol. 38-4)
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Go KOSHINO's Archive
・チェルノブイリ原発事故と記憶の枠組み―ベラルーシを中心に」『歴史としてのレジリエンス』京都大学学術出版会、2016年、281-300頁
・災厄によって災厄を思い出す―ベラルーシにおける戦災と原発事故の記憶」寺田匡宏編『災厄からの立ち直り―高校生のための〈世界〉に耳を澄ませる方法』あいり出版、2016年、176-211頁
・"Illusion and Mirror: Image of China in Contemporary Russian Literature," in Shinichiro Tabata, ed., Eurasia's Regional Powers ompared: China, India, Russia (Routledge, 2014), pp.205-221,2015
・ソ連80年代前半期の核戦争小説について」、越野剛、越野剛編著『ロシアSFの歴史と展望(スラブ・ユーラシア研究報告集No.7)』、査読無、pp.19⁻26頁、2015年
≪翻訳≫
・O・ディラクトルスカヤ「ドストエフスキーと去勢派」(『現代思想』2010年 vol. 38-4)